四谷大塚生の学習法(6年生後半)
日曜特訓に志望校のコースが存在し、受講することができれば、学習の中心に据えましょう。志望校の出題傾向を研究し、充分に練られた問題でテキストが構成されています。一問一問をじっくりと理解することで、志望校に応じた力を身につけることができるでしょう。
並行して最優先にしたいのが過去問演習になります。週例テストの代わりに土曜日の午前中など、自ら時間を設けて解く必要があります。過去問は10回分を遅くとも年内には解き終えましょう。
年が明けてからは、私は2周目でも間違えた問題の理解の徹底や、併願校の過去問演習が中心になります。
平常授業は間違い直しを徹底するだけで充分です。実力完成問題集のうち、授業で指定された箇所を定着できればよいでしょう。くれぐれも、解きっぱなしにしないことが重要です。
6年生後期は、自分の位置を客観的に把握することが、今まで以上に重要になってきます。そのためにも、様々なテストを活用する必要があります。
まずは合不合判定テストです。出題数が多く、手際の良さが求められる合不合判定テストは、志望校によっては傾向が異なることも考えられます。ただ、合不合判定テストの最大の強みは受験者層になります。多くの受験生が受験するため、客観的に志望者内での総合学力を把握するには、最高の指標であると言えるでしょう。