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東大家庭教師ドクター

SAPIX生の学習法(6年生後半)

この時期からは、平常授業よりもむしろ、SS特訓の志望校別講座を最優先とした学習スケジュールを立てていくことになります。志望校別特訓で扱うプリントで、志望校に即した答案作りの演習を重ねましょう。平常授業に関しては、間違い直しの徹底を図るだけでも充分です。
並行して最優先にしたいのが過去問演習になります。過去問はSAPIXでは授業中に一切扱わないので、土曜日の午前中など、自ら時間を設けて解く必要があります。
過去問は10回分を遅くとも11月中には解き終えましょう。年内に2周目まで終わらせることができれば理想的です。なお、2周目も制限時間を守って、問題のセットに取り組むほうがよいでしょう。前回に解いてから時間が経っているはずなので、答えを覚えていることもないでしょう。1週目のアドバイスをもとに、解答力・記述力の向上を感じることができるはずです。年が明けてからは、2周目でも間違えた問題の理解の徹底や、併願校の過去問演習を進めていきましょう。

次に優先したいものがSS特訓の単科講座になります。まず、思考力か解法力かの選択ですが、開成中・筑波大学付属駒場中を目指さない限りは、解法力講座で充分と言えます。6年生後期の学習では、どうしても基本的知識の対策がおろそかになってしまいます。この解法力講座で基礎知識の確認ができれば、併願校の対策にもなるでしょう。もし充分に基礎力が備わっているならば、むしろ他の科目を選択したほうがよいのかもしれません。

なおSS特訓で「合格への100題」という冊子が配布されますが、過去問の類題やサピックスオープンの過去問で構成されているため、難易度はかなり高いです。1日に1~2問ずつ取り組めると良いですが、時間的に余裕がないならば、全く扱わなくてもよい教材です。

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