合格体験記 東京大学理科２類合格、佐藤祐輔くん

生徒：佐藤君

「高３の夏まで水泳を続け、引退後から本格的な受験勉強を開始しました。部活と勉強を両立できていたからか、幸いにも直後の夏の東大模試ではC判定が出たんです。ただ得意の数学で稼いだだけで、苦手の英語が足を引っ張っている状態でした。
英語さえ伸びれば、より合格の可能性も高められるのに・・・
そう思っていても、自分では打開策も見つけられず、困っていたんです。そんな中、東大英語の攻略法なら、現役の東大生に聞けば良いんじゃないか、と思いついて、東大家庭教師ドクターにお願いすることに決めました。」

M専任受験アドバイザー
「高校３年の夏まで部活と勉強を両立、頑張り屋さんだからこそ報われてほしいと思い、相談を受けてからすぐに、講師選考を始めました。紹介の条件は

1. 苦手な英語を克服させる「東大英語のスペシャリスト」
2. 豊富な東大受験情報
3. 高い指導意欲

の３つです。
この条件を高いレベルで満たす講師として、すぐに名前が挙がったのが今井先生でした。帰国子女ではないぶん、努力を積み重ねて東大英語で高得点を上げた学力はもちろん、陸上部で活躍した実績や、灘高校出身ならではのネットワーク、そして何より高い意欲と指導経験を持っていて、必ずや佐藤くんの目標になれると確信しました。」

今井講師

「正直言って、英語の基礎学力は非常に厳しい状況でした。
したがって英語における様々な力が求められる東大型の学習を最初から始めるのではなく、文法や構文といった基礎から固めなおしたほうが、確実に点数につながると判断しました。」

今井講師

「まず僕が高校時代にまとめた文法の総まとめノートを渡して、学習時は常に確認できるようにしておきました。」

佐藤くん

「今井先生が高校１年生の時にまとめられたものだそうですが、本当によくまとまっていて学習効率が格段に上がりました。」

今井講師

「(照)　実際の指導においては、とにかく構文を正しく捉えれられれば、要約や長文にも生きてくると考え、とにかく和訳を数多くこなさせましたね」

佐藤くん

「ホントに量が多かったです。スパルタだなぁ・・・と当時は思いましたよ。」

今井講師

「勉強は質×量だけど、基礎は特に量が大切だから仕方ない。」

佐藤くん

「ただ、そのおかげでもともと自信のあった英作文に加えて、要約や長文のコツも掴むことができました。結果として夏の模試では40点台だった英語が、秋の模試では80点台にまで上がりました。」

今井講師

「苦手科目の中にも得意分野を作ることで、得点を安定させられましたね。ただ佐藤君が努力家だったことが最大の勝因。普通なかなか、あの量をこなし、吸収できないものですよ。」

佐藤くん

「いえいえ(照)」

佐藤くん

「今井先生にはメンタル面でも大きくサポートしてもらいました。受験勉強の気分が乗らない時に、実際の東大生活の話を聞くことも、モチベーションの向上につながりました。」

今井講師

「だったら駒場祭に来てくれたらよかったのに(笑)」

佐藤くん

「・・・行けばよかったです、その時はなかなか心の余裕がなくて。そうそう、センター試験に失敗して落ち込んでいた時も、すぐに相談できて良かったです。」

今井講師

「東大は2次試験重視だから、足きりさえ免れれば合格の目があると、当たり前のことを言っただけですよ。」

佐藤くん

「いえいえ、今井先生のアドバイスが支えとなり、すぐに気持ちを切り替えられました。あぁ、そうだ、お守りも本当に嬉しかったです。」

今井講師

「北野天満宮は僕が子供のころから必ず、勝負の前にはお参りに行っていた神社。そんな縁起の良いお守りだからね。本番で実力を発揮するには、験担ぎも大切。」

佐藤くん

「今井先生には指導をお願いしていた英語以外にも、様々な勉強方を教えてもらいました。」

今井講師

「僕は文系だから、物理や化学といった理系科目の学習法は灘の理系の友人たちにも相談して、それを佐藤君に伝えました。」

佐藤くん

「東大合格者が実際に使っていた教材ですから、説得力が違いました。その上、教材の具体的な使い方まで教えていただき、本当に効果的でした。」

佐藤くん

「発表の日は今までになく緊張しました。パソコンの前でも指が震えるくらい。ただ自分の番号を見つけたときは嬉しくて、お世話になったみんなに報告しまくりました」

今井講師

「２次試験の手ごたえを聞く限り、僕は合格を信じてたよ。ただ実際に合格の知らせをもらったときは、自分のことのように嬉しかったなぁ・・・」

生徒：佐藤君

「受験勉強を振り返ってみると、常に生の東大の情報を提供してもらったことで、入学後の自分を想像でき、高いモチベーションを維持できたことが合格の秘訣となりました。おかげで本番でも得意の数学と理科で実力を発揮することができ、もともと苦手だった英語でも充分な点数が取れたので合格できました。今井先生には本当に感謝しています」

今井講師

「佐藤君が努力家だったことが一番の勝因です。僕から出す課題は多かったけれども、確実に吸収して力をつけていってくれたその頑張りが実を結びましたね。結局、受験は苦手科目を作らないこと、総合力がモノを言うということですね。」